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薬師寺東塔基壇土 灰釉茶碗 尾西楽斎

薬師寺東塔基壇土 灰釉茶碗 尾西楽斎

通常価格 ¥108,000
通常価格 セール価格 ¥108,000
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税込。 配送料はチェックアウト時に計算されます。

幅 : 12.7cm   高さ :7.5cm

ご紹介

尾西楽斎様が手掛けた「薬師寺東塔基壇土灰釉茶碗」は、奈良の薬師寺東塔の基壇から採取された土を使用し、東アジアにおいて古来から重要視されてきた灰釉を用いて焼き上げられた作品です。灰釉は、各種の木材や藁の灰を原料とした釉薬であり、伝統的な技法を継承しつつ、現代に新たな価値を提供する茶碗として仕上げられています。

薬師寺東塔基壇土の使用

この茶碗には、薬師寺東塔の基壇から得られた貴重な土が使用されています。この土は、長い歴史の中で奈良の地に蓄積された特徴を持ち、尾西楽斎様の手によって生かされています。歴史的な土の特性が、茶碗の色調や質感に豊かな風合いをもたらしており、茶碗に独特の存在感を与えています。

灰釉の歴史と技術

灰釉は、9世紀のはじめに尾張の猿投窯で開発され、奈良・平安時代を通じて広く用いられてきました。東アジア、特に中国、韓国、日本の陶器においては、灰釉は非常に重要な釉薬であり、現在でも伝統主義的な陶器に使用されています。灰釉は、釉薬として植物灰を使用しているため、高温で焼成する際に釉薬が素地にしっかりと溶け込み、水がしみこまない特性を持っています。

素朴でありながら深い美しさ

薬師寺東塔基壇土灰釉茶碗は、伝統的な灰釉技術を用いて焼成されており、その素地は土そのものの特性を生かした素朴でありながら深みのある仕上がりが特徴です。高温で焼かれることで、素地と釉薬が一体となり、茶碗全体に滑らかで自然な風合いが生まれています。灰釉による独特の色合いと、技術が見事に融合した作品となっています。

伝統と現代の融合

尾西楽斎様の「薬師寺東塔基壇土灰釉茶碗」は、歴史的な土と伝統技法を組み合わせ、現代の美意識を反映した一品です。その素朴さと深い美しさは、茶席や日常の中で特別な存在感を放ち、使い手に豊かな時間を提供します。17

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