薬師寺東塔基壇土　薬師寺景茶碗　尾西楽斎

幅 : 11.7cm   高さ :6.6cm

尾西楽斎様が手がけた薬師寺東塔基壇土薬師寺景茶碗は、薬師寺東塔の基壇から採取された土を使用し、奈良の歴史と美を象徴する魅力的な絵模様が施された特別な茶碗です。この茶碗は、歴史的な土と奈良絵の美しさが融合した、心温まる作品です。

薬師寺東塔基壇土の使用

この茶碗には、薬師寺東塔の基壇から得た貴重な土が使用されており、その歴史的価値と共に、深い意味が込められています。歴史ある土と、尾西楽斎様の卓越した技術が見事に結びつき、この作品に特別な品格を与えています。

薬師寺と春日大社の景色

茶碗に描かれた模様には、薬師寺の二つの塔が愛らしく表現されており、その奥には春日大社の姿が控えています。薬師寺と春日大社、そして興福寺の三つの場所が深く結びついた歴史的背景を持つこの模様は、見る者に奈良の古都の情景を思い起こさせます。描かれた景色が醸し出す温もりと美しさは、茶席にほのぼのとした雰囲気をもたらします。

華やかな場を演出する奈良絵の美しさ

この茶碗に施された奈良絵は、独特の色彩と愛らしいデザインが特徴です。場を華やかに彩り、鑑賞する者に心地よい安らぎを与えます。奈良絵の美しさが凝縮されたこの茶碗は、伝統と歴史を尊重しながらも、現代の茶席に新たな命を吹き込む逸品です。

歴史と美の調和

尾西楽斎様の薬師寺東塔基壇土薬師寺景茶碗は、薬師寺東塔の基壇から得た土と奈良絵の芸術が一体となり、茶席に特別な意味と美しさをもたらします。この茶碗は、奈良の歴史と風景を愛する人々にとって、一生の宝物となることでしょう。13