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赤土部窯変五合入お銚子 大西誠一

赤土部窯変五合入お銚子 大西誠一

通常価格 ¥30,000
通常価格 セール価格 ¥30,000
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税込。 配送料はチェックアウト時に計算されます。

高さ : 21.5cm 幅 : 7.5cm×8.0cm

共箱 高さ : 24.5cm 幅 : 12.5cm×12.5cm

 

丹波焼赤土部窯変について

丹波の歴史は古く鎌倉時代発祥と言われており、
穴窯時代から江戸時代に入り、現在も脈々と焼き継がれている登り窯の時代へと変革しています。

赤土部は、その登り窯で焼き上げられ、古丹波(明治以前のもの)の作品を代表する古い古丹波の紹介本には必ず載っています。

今現在、丹波で昔のようなきれいな焼き上がりの赤土部を再現できれば、丹波焼始まって以来、一人も出来ていない国の重要無形文化財、間違いなしと言われるぐらい、貴重なものです。

大西誠一様も、少しでも近づくべく日々努力研鑽を重ねておられます。数多い丹波焼の窯元の中でも、唯一全作品を登り窯(松割木)の薪の窯で、三昼夜ほどかけて焼成しています。

登り窯で焼成された作品は、赤土部と白丹波があります。
特徴として、赤土部は赤みを基調とし、渋い味わいと力強さを追求しています。
白丹波は、白い泥をかけただけで自然な色合いの出る焼きとして、近年人気があります。

この作品も長くご使用いただいておりますと、のちには「使い味」(黒びかり)が出て、大変良い色合いに変化して参ります。

焼締窯変とは
丹波焼本来である古窯を求め、江戸時代初期よりの形状および焼成方法で受け継がれている丹波特有の登り窯だけを用いています。
この登り窯では、赤松の割り木を燃料に焼成致します。
釉薬は一切使用せず、また素焼もせず、作品に直に松割木を当てる様にして焼成するので、その松割木の燃える勢いが作品に様々な変化をもたらすことを窯変といいます。

赤土部窯変五合入お銚子

  • 赤土部(あかどべ): これは、作品に使用されている土の種類を指します。赤土は、日本の陶芸において古くから使用されてきた材料で、独特の風合いと色合いを持っています。丹波の土には鉄分が多く、その土の中に含まれる鉄分が焼成すると酸化鉄の形成によって赤くなります。
  • 窯変(ようへん): 窯変は、窯の中で焼成する過程で自然に生じる色や模様の変化を指します。これは陶芸作品に一つとして同じものが存在しないユニークな特徴を与えます。
  • 五合入(ごごういり): 五合は容量の単位で、およそ900ml(約1リットル弱)を指します。五合入のお銚子は、特に日本酒を楽しむ際に用いられるサイズです。
  • お銚子(おちょうし): お銚子は、日本酒を注ぐための容器です。伝統的には、宴会や儀式の際に使用されます。

このお銚子は、赤土の温かみのある色合いと、窯変による自然な模様が特徴です。大西誠一様の卓越した技術と独自の美意識が反映された作品であり、使用するだけでなく、鑑賞することでもその価値を感じることができるでしょう。

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    作品ごとに、出来るだけ詳細をご確認いただけるように画像を掲載しておりますが、ご不明な点はお問い合わせください。

    作品の色合いなどは、画像を表示する環境により若干異なることがございますが、ご理解の程お願いいたします。

    作品により貫入などによる、茶碗への染み込みが発生することがございますが、それも経年変化の味わいとしてご理解いただきますようお願いいたします。

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