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白釉彩茶盌 岡田優

白釉彩茶盌 岡田優

通常価格 ¥165,000
通常価格 セール価格 ¥165,000
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幅 : 12.7cm×12.3cm  高さ : 9.2cm

白釉彩茶盌(はくゆうさい ちゃわん) 岡田優様作
――「淡雪の静けさに霞む山影を、一筋の風が抱きとめる」


月白に揺らぐ青のシルエット

雪解けのようにやわらかな白釉の肌に、淡い灰青が滲み込み、まるで朝霧に沈む山並みを遠望するかのような景色が浮かび上がっています。刷毛ではなく滲みそのものを生かした輪郭は、均質ではないがゆえに息づき、見るたびに違う山影を想像させます。


風を包む三方口のフォルム

三つの谷を描く口縁は、茶碗にそっと風を抱き込むような優しい曲線。手捻りで寄せた稜線が器全体に流れを生み、外側の青景と呼応して“風が雲を払う瞬間”をかたどります。指先で触れるとその稜線が静かに導き、掌の内に自然な収まりをもたらします。


白と青が紡ぐ余白の美

白釉は無垢な雪面のように静謐でありながら、内包されたわずかな温みが茶の翠をやさしく受け止めます。淡い青彩は強い主張を避け、あくまでも“余白の挿話”として視線を導く役割に徹しており、侘びと静寂を尊ぶ茶の湯の精神に寄り添います。


作家のまなざし

岡田優様は「風が器の内外をゆったりと吹くように」という言葉どおり、宇治・炭山に吹く静かな山風をこの茶盌に封じ込めました。白と青の交わりは、朝まだきの谷あいを漂う靄のよう。飾り立てるのではなく、自然の一瞬をそっと掌に据える――その姿勢が清らかな余韻となって茶席に広がります。

淡雪の白、霧なびく青、そして風を導く稜線。白釉彩茶盌は、手に取るたびに季節と時刻を映し替え、茶の湯の「一期一会」にしずかな詩情を運び込んでくれることでしょう。末永くご愛蔵いただき、その景色のうつろいをお楽しみください。

略歴  
京都、清水五条に生まれる  
京都府立陶工訓練校成形科、京都市立工業試験場研修生を経て  
走泥社同人河島浩三氏の下で三年間陶技全般を学ぶ  
1987年、宇治市炭山にて独立、築窯  
2018年より 日本伝統工芸近畿展、鑑査審査委員  
2022年 日本伝統工芸陶芸部会展、鑑査審査委員

〈主な入選〉  
日本伝統工芸展、日本陶芸展  
菊池ビエンナーレ、  
茶の湯の現代展  
長三賞陶芸展、陶美展、  
益子陶芸展、  
伊丹国際クラフト展  
萩大賞展、  
神戸ビエンナーレ  
現代陶芸コンペティション、等

〈主な受賞〉  
1998年、使ってみたい北の菓子器展(優秀賞)  
2002年、京焼、清水焼展(KBS京都放送賞)  
2003年、BONSAIの器展(奨励賞)  
2008年、日本伝統工芸近畿展(日経新聞社賞)  
2009年、おおたき北海ライブ陶器展(NHK放送賞)  
2010年、おおたき北海ライブ陶器展(北海道新聞社賞)  
2012年、京都美術工芸ビエンナーレ(大賞)  
2013年、日本伝統工芸陶芸部会展(日本工芸会賞)  
 神戸ビエンナーレ現代陶芸展(準大賞)  
2014年、光州ビエンナーレ招待出品  
2016年、大阪工芸展(美術工芸大賞)  
2019年、大阪工芸展(準大賞)  
2022年、有田国際陶磁展(大賞、文部科学大臣賞)、等

現在、公益社団法人日本工芸会正会員、陶芸美術協会会員

 

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