跳至产品信息
1 / 5

青白磁陶筥 松川和弘

青白磁陶筥 松川和弘

常规价格 ¥88,000
常规价格 促销价 ¥88,000
促销 售罄
已含税费。 结账时计算的运费
数量

青白磁陶筥 松川和弘作(径:8.1cm 高さ:8.1cm)
――「淡青の沈黙に、白の稜線が刻む。彫りが生む陰影は、筥に音のないリズムを与える」


Ⅰ 陶筥という“所作を整える器”

陶筥は、しまうための器でありながら、同時に開閉の所作を美へ変える道具でもあります。蓋を持ち上げ、わずかに空気が入れ替わる瞬間、場の密度が変わる。茶の湯が重んじてきた「間」が、ここでは筥の構造そのものとして現れます。
本作「青白磁陶筥」は、ほぼ立方体に近い量感を持ち、手に取ったときの重心が安定しています。扱いやすく、しかし軽くはない。掌の中で“落ち着き”が先に立つ筥です。


Ⅱ 青白磁――“白より澄み、青より柔らかい”余白

2-1 色ではなく、光の質としての青

青白磁の魅力は、淡い青という色の情報以上に、光を受け止めて拡散する質感にあります。白磁の清浄さに、微かな青の気配が含まれることで、器は冷たい印象にならず、むしろ澄んだ呼吸を持ちます。
面の勾配によって陰影がすっと移ろい、角の立ち上がりが柔らかく見える。静けさの中に、奥行きが生まれています。

2-2 合口の線に宿る、ほのかな温度

蓋と身の境界には、一本の細い水平線が現れます。そこにわずかに覗く焼成由来の淡い景色(ほのかな橙)は、青白磁の禁欲的な世界にごく小さな温度を与えます。完璧な無垢ではなく、炎と手の痕跡が“ほんの一筋”だけ残る。その控えめさが、筥に品位をもたらします。


Ⅲ 造形の見どころ――「彫り」の面と「無地」の面、その対比

3-1 彫りがつくる陰影:触れてわかる静かな設計

本作の最大の特徴は、一面(あるいは一角)に配された縦の彫り(鎬のようなリブ)です。均一に並ぶ溝は、光を“線”として受け、陰影を規則正しく刻みます。
青白磁の平滑な面が「静水」だとすれば、彫りの面は風が立つ岸辺。装飾ではなく、光の揺れを設計することで、筥は小さくても単調になりません。

3-2 斜めに落ちる稜線:静けさの中の動き

彫りの面は上部で斜めに切り替わり、段のようなリズムが生まれています。ここが効いています。直線の反復は硬くなりがちですが、斜めの切り返しが入ることで、視線は自然に流れ、器に“動きの気配”が生まれる。
ただ整っているだけではなく、整いの中で景色が動く——松川和弘氏の造形感覚が、端正に現れています。


Ⅳ 蓋を開けた内側――“淡青の空間”をしまう

蓋を外すと、内側には淡い青の見込みが現れます。外側の彫りが光を刻む「表の景色」なら、内側は余白を抱く「奥の景色」です。
香、金平糖、小さな印、茶席の小道具——何を収めてもよい。しかし同時に、何も入れないことも成立する。陶筥とは、ときに空白そのものを保管する器でもあります。
この筥は、外側に陰影のリズムを持ち、内側に静水の余白を持つ。二重の静けさが、開閉の所作をいっそう美しくします。


Ⅴ 取り合わせの提案――“清浄”と“陰影”を活かす

本作は、青白磁の澄みを基調にしながら、彫りの陰影が強いアクセントになります。黒い棚板や濃色の敷板に置けば輪郭が際立ち、白布や和紙と合わせれば清浄の度合いが増す。
季節感としては、薄氷、早春の光、冬の冴え——透明度の高い季節に特に映えます。一方で、彫りの陰影は夏の強い光にも負けず、涼味として働きます。


まとめ

青白磁陶筥は、青白磁の澄明な沈黙に、彫りの面が生む陰影のリズムを重ねた、端正で建築的な陶筥です。平滑な面と鎬状の彫りが対比し、見る角度ごとに光が組み替わる。蓋を開けば淡青の空間が現れ、所作の中で場が整っていきます。
小さな筥に、清浄と陰影、静と動を同居させた——松川和弘氏ならではの“静けさの設計”が結晶した一作です。

略歴

1977 大阪府河内長野市生まれ
1998 奈良芸術短期大学陶芸コース卒業
2000 奈良芸術短期大学専攻科修了
2001 京都府立陶工高等技術専門校修了
   近藤高弘氏に師事
2006 独立・河内長野市にて開窯

主な個展・展覧会

2007 京都府美術工芸新鋭選抜展(京都文化博物館)
   二人展(松坂屋名古屋店美術画廊/名古屋)
   個展(京都高島屋美術工芸サロン/京都)
2008 個展(カンパニュール/千葉)
   個展(パラミタミュージアム小ギャラリー/三重)
2009 個展(ギャラリーエスパス/名古屋)
2010 個展(札幌三越美術ギャラリー/北海道)
   個展(松坂屋名古屋店美術画廊/名古屋)
   個展(アルパーク天満屋美術画廊/広島)
2011 個展(陶器ギャラリー風露/大阪)(’07)
2012 個展(ギャラリーおくむら/東京)(’07 ’09)
2013 個展(ラブリーホール開館20周年記念事業/大阪)
2014 個展(天満屋広島八丁堀店アートギャラリー/広島)(’11)
2016 個展(天満屋福山店アートギャラリー/広島)(’08 ’12)
   三人展(博多阪急ミューズ/福岡)
2017 個展(ピナコテーカ/東京)(’14 ’15)
   個展(天満屋岡山店美術ギャラリー/岡山)(’08)
   個展(アトリエヒロ/大阪)
2018 個展(日本橋三越本店美術ギャラリー/東京)
   個展(髙島屋大阪店ギャラリーNEXT/大阪)(’08 ’11 ’15)
2020 個展(花あさぎ/東京)
2021 個展(ギャラリーたちばな/奈良)(’15 ’17 ’19)
2022 二人展(花あさぎ/東京)
2023 二人展(アトリエヒロ/大阪)
2025 二人展(花あさぎ/東京)
   個展(緑ヶ丘美術館/奈良)

受賞歴

第36回日本伝統工芸近畿展(大阪府教育委員会賞)
第55回日本伝統工芸展(日本工芸会総裁賞)

パブリックコレクション

緑ヶ丘美術館

查看完整详细信息
  • [我们会小心地把它寄给你]

    我们以最适合的方式精心包装每件产品。

    此外,交货时间根据物品(容器等)的不同而不同。

    订单确认后,如果包装盒已准备好,您的物品将在 7 个工作日内发货。需要新包装盒的物品将在 45 个工作日内发货。

    无论哪种情况,一旦我们确认了您的订单,我们将通过电子邮件与您联系,告知您交货日期。

    关于我们的包装

  • [购买陶器时的注意事项]

    我们已发布每件作品的图片,以便您可以看到尽可能多的细节,但如果您有任何疑问,请联系我们。

    请理解,根据图像的显示环境,作品的颜色可能会略有不同。

    根据作品的不同,可能会因为裂纹等原因而有一些物质渗入茶碗,但我们请您理解,这是随着时间推移而产生的魅力的一部分。

    关于作品处理