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柳生焼草火文茶盌 井倉敏夫

柳生焼草火文茶盌 井倉敏夫

通常価格 $451.00
通常価格 セール価格 $451.00
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幅 : 13.9cm 高さ :7.5cm

ご紹介

自然と伝統が融合する「草花文茶盌」

「柳生焼草花文茶盌」は、井倉敏夫様による作品で、柳生の自然を見事に映し出した、上品かつ静謐な茶盌です。柳生焼は、古くから柳生の地で作られてきた「幻の焼き物」と称され、その由来には柳生家と深いつながりがあります。この茶盌に描かれた草花文は、柳生の野に咲く野花をモチーフにしており、自然の美しさを細やかに表現しています。

柳生焼の特色と草花文

柳生焼の特徴である辰砂釉を使い、鮮やかな紅色が見事に描かれた草花文は卓越した技法によって生き生きと表現されています。辰砂釉は、酸化還元のプロセスで微妙に色が変わるため、その完成には職人の熟練の技が求められます。この茶盌では、鮮やかな紅色が茶盌全体に広がり、その中に柔らかな草花文が静かに息づいています。描かれた草花文は、柳生の自然を映し、茶室での静けさと調和し、使う者に安らぎを与えます。

柳生の歴史と茶盌

柳生焼は、柳生十兵衛の祖母「春桃御前」が始めたと伝えられていますが、長らく「お庭焼」としての役割に留まり、広く知られることがありませんでした。しかし、井倉敏夫様の先代たちの尽力により、この伝統が復興され、現在では柳生焼が新たな工芸として注目されています。この茶盌は、その歴史的な背景と現代的な感性が融合した作品です。

伝統技法と現代の美

井倉敏夫様は、茶道具としての茶盌を創作するにあたり、柳生焼の伝統に忠実でありながらも、現代的な要素を取り入れています。この草花文茶盌でも、伝統的な技法と現代の美が絶妙に調和しており、使用するたびに新たな表情を見せます。特に、辰砂の色彩と草花文の繊細な描写が、茶盌全体に静けさと華やかさを与え、使用者の心に深い感銘を残しました。「柳生焼草花文茶盌 井倉敏夫」は、柳生の自然を映し出した美しい茶盌です。辰砂釉を用いた鮮やかな紅色と、柳生の野花をモチーフにした草花文が、茶室に自然の静けさと調和をもたらします。技術と感性が融合したこの茶盌は、茶道具としての実用性と彫刻的な美しさを兼ね備えた、柳生焼の魅力を存分に表現した逸品です。

 

井倉 敏夫 1938年生

【受賞歴】

・「第27回奈良県展」知事賞
・「第2回天展」入選
・「奈良県美術協会」奨励賞
・「ふるさと奈良コンテスト」伝統工芸の部 4位入賞
・「奈良県優良観光土産品推奨審査会」 奈良工芸協会理事長賞
・「奈良新作土産品展」奈良商工会議所会頭賞
・「第34回日本民芸公募展」入選

 【所属団体】

奈良県美術協会、奈良県工芸協会、奈良県産業共励会
陶芸の集い「陶苑」主宰 

【師等】

井倉喜太郎(父)
後継者 井倉幸太郎

【信念・生き方等】

柳生兵法新陰流に臼く「活人剣」即ち、人を殺さず人を活かす、永久平和、共存共栄の心を学ぶ。

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