丹波花入 市野元和
丹波花入 市野元和
高さ : 20.5cm 幅 : 10cm×9.5cm
共箱 高さ : 25.5cm 幅 : 15.0cm×15.0cm
丹波花入 「市野元和作」 ― 自然の美と卓越した技が織りなす逸品
自然釉が生む緑の美
「丹波花入 市野元和作」は、丹波焼の窯変技法によって生まれる自然釉の美しさが際立った作品です。淡く輝く緑色は、光の角度や強さによって多彩な表情を見せ、飾る花を一層引き立てます。この自然釉が持つ繊細な変化と深みは、市野元和様の卓越した技術によって最大限に引き出されており、見れば見るほど心を奪われることでしょう。
伝統と革新の融合
市野元和様の花入は、伝統的な丹波焼の技法に現代的なデザイン感覚を加えた作品です。シンプルで洗練されたフォルムは、どのような花とも調和し、その美しさを際立たせます。細部にまでこだわった作りと絶妙なバランス感覚は、伝統を守りながらも新しい感性を取り入れた市野様ならではの魅力です。この花入は、時代を超えて愛される普遍的な美しさを備えています。
空間を彩る多用途なデザイン
「丹波花入」は、茶道具としての使用はもちろん、インテリアとしても優れた存在感を放ちます。日常の空間にさりげない華やかさを添えるだけでなく、特別な席やフォーマルな場にもふさわしい上品さを兼ね備えています。花を活けることで、その美しさがさらに引き立ち、空間全体を豊かで調和の取れたものに変えてくれるでしょう。
市野元和様 ― 匠のプロフィール
市野元和様は、日本工芸会の正会員であり、神戸芸術工科大学の教授としても活躍された著名な陶芸家です。昭和31年生まれの市野様は、関西学院大学を卒業後、伝統工芸の世界で多くの受賞歴を持つ第一人者です。特に1991年に日本伝統工芸展で受賞した高松宮記念賞はその代表作であり、文化庁によって買い上げられました。国内外の展覧会で高い評価を受け続ける彼の作品は、丹波焼の伝統を未来に伝える重要な役割を果たしています。
特別なひとときを演出する丹波花入
「丹波花入 市野元和作」は、自然釉が織りなす美しさと伝統技法の魅力が融合した逸品です。この花入を手にすることで、日々の暮らしが特別なひとときへと変わります。花と器の調和が、空間を彩り、心を豊かにしてくれるでしょう。
ぜひこの丹波花入をお手元に――自然と匠の美を日常の中でお楽しみください。
主な受賞歴
- 日本伝統工芸展 高松宮記念賞受賞
- 日本陶芸展
- 中日国際陶芸展
- 田部美術館「茶の湯の造形展」奨励賞
- 日清食品「めん鉢展」優秀賞
- 兵庫県工芸美術作家協会展 大賞
- 県展 伊藤文化財団賞
- 国際交流基金世界展 選抜
- 兵庫県芸術奨励賞
- 日本伝統工芸近畿展 監査委員
- 日本伝統工芸50周年記念展「わざの美」選抜
- 2007年 田部美術館「茶の湯の造形展」大賞
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作品の色合いなどは、画像を表示する環境により若干異なることがございますが、ご理解の程お願いいたします。
作品により貫入などによる、茶碗への染み込みが発生することがございますが、それも経年変化の味わいとしてご理解いただきますようお願いいたします。